王柏融が決勝弾。有原航平も8回3失点の粘投見せ、北海道日本ハムが首位キープ

パ・リーグ インサイト

2019.6.14(金) 21:24

北海道日本ハムファイターズ・王柏融選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・王柏融選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月14日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと巨人の「日本生命セ・パ交流戦」第1回戦は、終盤に逆転した北海道日本ハムが5対4で接戦を制した。王柏融選手は決勝ホームランを含む3安打2打点の活躍を見せた。

 思わぬ形で試合が動いた。3回表、北海道日本ハムは2死2,3塁のピンチを招くと、先発・有原航平投手が暴投。2塁走者まで一気に生還を許し、2点を先制された。さらに4回表には適時打を浴び、防御率2点を切るエースが序盤で3点を奪われてしまった。

 5回までわずか3安打に抑え込まれていた北海道日本ハム打線は、6回裏に反撃。2安打と四球で無死満塁のチャンスを作り、犠飛で1点を返すと、さらに代打・杉谷拳士選手がセンター前へ運び、1点差に詰め寄った。
 
 さらに7回裏の攻撃では、先頭の西川遥輝選手がセーフティバントを決め、一塁へ気迫のヘッドスライディングを敢行すると、4番・中田翔選手が同点のタイムリー。そして続く王柏融選手が勝ち越しの3号2ランを放ち、5対3とリードを奪うことに成功した。

 2点差の最終回は、有原投手の後を受けたロドリゲス投手が1点差に詰め寄られるものの、同点までは許さず、5対4で試合終了。先発の有原投手は、4回までに3失点を喫したが、立ち直って8回9奪三振3失点にまとめた。また、ロドリゲス投手は来日初セーブを挙げた。

文・沼田悟

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