1か月を経ての再昇格に「自分としては遅かった」
福岡ソフトバンクの栗原陵矢捕手が13日、和田毅投手と入れ替わる形で1軍昇格を果たす。
栗原は1軍で9試合に出場して10打数2安打、1打点の成績を残していたが、5月3日に故障明けのグラシアルに代わって登録を抹消されていた。2軍戦で調整を続ける間、九鬼隆平が1軍に昇格。その九鬼も6月10日に抹消となり、13日に改めて栗原が登録される。
およそ1か月を経ての再昇格に「自分としては遅かったです」という。2軍戦では、28試合出場で打率.302、5本塁打、19打点の成績を残しており、11日の広島戦(タマスタ筑後)でも三塁打を放ったばかりだ。
2軍では「とにかく1軍に上がるために結果を出すことだけを考えていた」という栗原。さっそくアーリーワークで汗を流し「1軍に食らいつくために『行け』と言われたところでしっかりと結果を出すだけです」と意気込みを見せた。3人目の捕手という立場上、他の野手に比べると出番は限られるだろうが、シュアな打撃は十分にチームの戦力となるはずだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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