6月11日18時から、楽天対東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦」3連戦初戦が、郡山で行われる。昨季の交流戦で、楽天は東京ヤクルトに3連敗を喫した。今年こそ勝ち越し、昨年の借りを返したいところだ。本試合の見どころを紹介しよう。
【昨季交流戦対戦成績】
楽天→0勝3敗 東京ヤクルト→3勝0敗
【楽天】塩見貴洋投手 3試合2勝0敗 20回 19奪三振、防御率2.25
【東京ヤクルト】原樹理投手 10試合3勝5敗 61.2回 46奪三振、防御率4.67
楽天の先発を務めるのは塩見貴洋投手だ。5月後半から一軍に復帰し、無傷の連勝を飾っている。白星がつかなかった6月4日の巨人戦も7回1失点という快投で、ローテーションの中での頼もしさは際立っている。昨季交流戦勝率1位を相手に、普段通りの投球を見せたい。
塩見投手を援護する楽天打線の注目は、小郷裕哉選手だ。ドラフト7位ルーキーだが、6月7日の中日戦から2試合連続で打点を挙げるなど、ブレイクの兆しとも言えそうな活躍を見せている。9日の中日戦では安打が出なかったが、ここから再び状態を上げていけるか。
文・今泉友香
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