6月9日、横浜DeNA対埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦」第3回戦が横浜スタジアムで行われる。前の試合は7安打を放つも3得点と打線のつながりを欠いた埼玉西武。カード勝ち越しがかかる、この一戦の見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
横浜DeNA→1勝1敗 埼玉西武→1勝1敗
【横浜DeNA】上茶谷大河投手9試合3勝3敗 55.1回 34奪三振、防御率3.90
【埼玉西武】松本航投手 3試合1勝1敗 15.2回 8奪三振、防御率6.89
埼玉西武の先発はドラフト1位ルーキーの松本航投手。ここまで先発した3戦のうち、最長イニングが5月26日の北海道日本ハム戦の5.2回と満足のいく投球を披露できていない。大学時代はDH制だったため、打席経験は少ないが、良いリズムを生み出せるか。また、横浜DeNA先発・上茶谷大河投手とのドラフト1位ルーキー対決の行方にも期待したい。
ルーキー右腕を援護する打線の注目は、前の試合で交流戦歴代最多打点を塗り替えた中村剛也選手。前日の一戦ではチームの3得点を一人でたたき出した。中軸を担うベテランが山賊打線を呼び覚ますか。この男の一振りに注目だ。
文・須之内海
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