6月7日18時から、阪神対北海道日本ハムの「日本生命セ・パ交流戦」カード初戦が甲子園で行われる。北海道日本ハムは6日の試合に勝利し、交流戦最初のカードを勝ち越しでスタートさせた。勢いそのままに、ビジターでも持てる力を十分に発揮したいところだ。

【昨季交流戦対戦成績】
阪神→1勝2敗　北海道日本ハム→2勝1敗

【阪神】西勇輝投手 10試合3勝4敗 71回 50奪三振、防御率2.54
【北海道日本ハム】有原航平投手 9試合6勝2敗 64回 67奪三振、防御率1.69

　北海道日本ハムの先発は、有原航平投手だ。5月30日の千葉ロッテ戦では、9回をわずか4安打に抑える圧巻の投球で、今季初の完封勝利を挙げている。交流戦に入っても、安定した投球で勝利をもたらしたい。

　北海道日本ハム打線では中田翔選手に注目したい。甲子園では高校時代に大阪桐蔭の主軸として鮮烈な結果を残しているが、プロ入り後は通算打率.190と結果が出ていない。今季でプロ12年目を迎えるだけに、これまで積み上げた経験の集大成を見せたいところだ。

文・吉田貴