6月6日、西武第二球場で行われた埼玉西武と東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第12回戦は、2対1で埼玉西武がサヨナラ勝利。東京ヤクルトに3連勝を飾った。
試合は、両先発による投手戦で幕を開けた。前回登板で完封勝利を挙げた埼玉西武・本田圭佑投手は、走者を背負いながらも、打たせて取る粘りの投球を披露。5回表に松本直樹選手、三輪正義選手、山崎晃大朗選手に連打を浴び1点を失うも、6回6安打2四球1失点の好投でマウンドを降りた。
先発の好投に応えたい埼玉西武打線だったが、東京ヤクルト先発の山田大樹投手の前に4度の3者凡退を喫するなど、5回まで1安打と捉えられず。6回裏に先頭の呉念庭選手が内野安打で出塁するも、犠打失敗と盗塁死でチャンスを生かせない。6回を終え、1点ビハインドのまま試合は終盤の攻防へ突入した。
埼玉西武は7回を武隈祥太投手、8回を大石達也投手、9回を野田昇吾投手が無失点でつなぐと、9回裏に打線もつながった。2死から満塁とすると、斉藤彰吾選手が前進守備の右中間を破るサヨナラタイムリーを放ち、2対1で試合終了。
逆転勝利した埼玉西武は、8回まで3安打無得点と打線が沈黙していたが、最終回に初めて打席に立った西川愛也選手、川越誠司選手、山田遥楓選手が連続出塁で絶好機を作り、サヨナラにつなげた。
123456789 計
ヤ 000010000 1
西 000000002x2
ヤ 山田大樹-蔵本治孝-中澤雅人-大下佑馬-●坂本光士郎
西 本田圭佑-武隈祥太-大石達也-○野田昇吾
文・東海林諒平
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