千葉ロッテ戦で7回途中2失点の好投
■埼玉西武 3-2 千葉ロッテ(31日・ZOZOマリン)
埼玉西武の高橋光成投手が31日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し、7回途中2失点(自責0)の好投でチームトップの5勝目を挙げた。
22日の福岡ソフトバンク戦(那覇)では7回2失点で4勝目。試合日程の関係でロングリリーフ待機の予定となっていたが、開幕投手を務めたエース・多和田が2軍再調整となりカード初戦の代役に指名されていた。
「今日までしっかり準備してきたものをマウンドで出すことだけを考えていた」という高橋光。この日は初回に味方の失策も絡み2点を失ったものの、最速151キロのストレートと鋭く落ちるフォークで三振の山を築いた。6回には井上に右安打を浴びると、続くレアードに四球を与えピンチを背負ったが、岡を遊併殺に仕留め窮地を脱した。7回に2死からヒットと四球で満塁とし、4番・井上を迎えたところで2番手の平井にスイッチ。平井が井上を遊ゴロに打ち取り、千葉ロッテの反撃を許さなかった。
この日10奪三振の高橋光は「調子は悪くなかったですし、ゾーンに投げられたと思います」と自身の投球について振り返り、「最後は四球を出して中継ぎの方に迷惑をかけてしまったので、次回以降はしっかり投げ切りたい」と次回登板を見据えていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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