首位に返り咲いた福岡ソフトバンク。ドラ6・泉圭輔が初先発勝利なるか

パ・リーグ インサイト

2019.5.30(木) 09:31

福岡ソフトバンクホークス・釜元豪選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・釜元豪選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月30日、京セラドーム大阪で、オリックスと福岡ソフトバンクの第12回戦が行われる。29日は中盤に勝ち越した福岡ソフトバンクが逃げ切り。対戦成績は大きく勝ち越している。勢いそのままに福岡ソフトバンクが連勝するか、オリックスが意地を見せるか、見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
オリックス→2勝8敗1分、福岡ソフトバンク→8勝2敗1分

【オリックス】榊原翼投手 8試合2勝3敗 51.2回 39奪三振、防御率2.44
【福岡ソフトバンク】泉圭輔投手 11試合2勝0敗 13回 7奪三振、防御率1.38

 オリックスの先発予定は榊原翼投手だ。ここまで負けが先行しているものの、7試合でクオリティー・スタートを達成する安定感を見せている。前回対戦となった4月24日福岡ソフトバンク戦では勝敗つかずも、7回2失点の好投でチームの逆転勝利を呼び込んだ。安定した投球で福岡ソフトバンク戦初勝利なるか。

 福岡ソフトバンクは、ドラ6ルーキーの泉圭輔投手がプロ初先発だ。今季は中継ぎとして11試合に登板し、4月22日のオリックス戦でプロ初勝利。2勝3ホールドをマークしている。プロ初勝利を挙げた相手にプロ初先発でどんな投球を披露するのか、期待したい。

 打線では、オリックス・中川圭太選手と、福岡ソフトバンク・釜元豪選手に注目だ。中川選手は29日の試合で2安打を放つなど、福岡ソフトバンク戦の打率が5割に迫っている。一方釜元選手は同試合で、決勝打を含む3安打の活躍を見せた。右投手に強いだけに、連夜の一打に期待がかかる。


文・沼田悟

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