5月30日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと千葉ロッテのカード第3戦。29日の試合では、北海道日本ハムが激しい点の取り合いを制し、カード勝ち越しを決めた。勢いそのままに、5月初となるカード3連勝を狙いたい。一方の千葉ロッテは、2試合連続で先制しながらも、逆転を許す展開となっているだけに、悪い流れを断ち切りたい。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→7勝3敗、千葉ロッテ→3勝7敗
【北海道日本ハム】有原航平投手 8試合5勝2敗 55回 54奪三振、防御率1.96
【千葉ロッテ】種市篤暉投手 11試合3勝0敗 29.1回 25奪三振、防御率2.15
北海道日本ハムの先発は有原航平投手だ。22日の楽天戦では、6回5失点(自責点4)と本来の投球ができなかった。千葉ロッテに対しても、6日の対戦では6回5失点と悔しい思いをしている。安定感抜群の投球でリベンジを果たし、自身の不安を払拭したい。
千葉ロッテは種市篤暉投手が先発のマウンドへ。16日のオリックス戦では6回2失点(自責点1)の投球で白星を挙げ、自身の連勝を3に伸ばした。有原投手とは6日以来、今季2度目のマッチアップ。前回は投げ合いを制しただけに、この試合でも好投手に食らいつきたい。
北海道日本ハム打線では、29日の試合で同点打を含む4打数4安打2打点の大暴れを見せた近藤健介選手に注目だ。6日の種市投手との対戦では、1安打四球と非常に良くボールが見えている印象だ。一方の千葉ロッテ打線ではレアード選手に期待。29日の試合では3三振と振るわなかったが、有原投手との前回対戦では本塁打を放っている。22日のオリックス戦以来となる一発は出るか。
文・吉田貴
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