5月26日14時から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテ対福岡ソフトバンクの第12回戦が行われる。Aクラス昇格の懸かる千葉ロッテと、首位独走を狙う福岡ソフトバンクのカード最終戦。見どころを紹介していこう。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→8勝3敗、福岡ソフトバンク→3勝8敗
【千葉ロッテ】石川歩投手 7試合1勝2敗 40.2回 21奪三振、防御率5.31
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 7試合3勝2敗 35回 20奪三振、防御率4.63
千葉ロッテの先発は石川歩投手が務める。今季は、自身初の開幕投手を務めるなど大黒柱としての活躍が期待されていたが、結果では応えられていない。5月12日の福岡ソフトバンク戦でも、6回7安打4失点という内容ではあったものの、味方の援護に恵まれ初勝利を挙げた。チームは今週、悪い形での敗戦が続いただけに、役割に見合った結果を残したい。
福岡ソフトバンクは左のミランダ投手が先発。これまで対千葉ロッテ戦は、2試合で防御率10.57と大の苦手としている。直近8試合連続で本塁打を放っている千葉ロッテ打線。甘めの球には細心の注意を払いつつ、4勝目をつかみたい。
千葉ロッテ打線の注目は、レアード選手だ。ここまで45試合に出場し17本塁打と、千葉ロッテの得点力に大きな影響を与えている。3試合に1本以上のペースで本塁打を放っていると考えると驚異的だ。Aクラス昇格が懸かるだけに負けられないこの試合。流れを呼び寄せる一発に期待したい。
福岡ソフトバンク打線では育成出身の釜元豪選手に注目だ。5月25日の試合では1番・中堅として先発出場を果たすと、ボルシンガー投手から反撃の起点となる本塁打を放ち、球場を湧かせた。加えて2四球を選ぶなど存在感を発揮。先発定着のためにも熱意は十分なはずだ。首脳陣の起用に応え、連日の功績を残せるか、見逃せない。
文・今泉友香
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