5月18日、京セラドーム大阪では、オリックス対埼玉西武の公式戦8回戦が行われる。17日の試合では延長戦の末、埼玉西武が勝利した。最下位に沈むオリックスはどう戦うのか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
オリックス2勝5敗、埼玉西武5勝2敗
【オリックス】K-鈴木投手 3試合0勝1敗 21回 16奪三振、防御率1.71
【埼玉西武】今井達也投手 7試合4勝3敗 44回 32奪三振、防御率4.91
18日の試合はK-鈴木投手と今井達也投手が先発する。オリックス先発のK-鈴木投手は、今季全て先発で登板し、防御率1.71という好成績を残している。さらに今季初登板となった4月28日の埼玉西武戦では7回無失点の好投を見せた。この試合でも埼玉西武打線を抑え込み、プロ初勝利を狙いたい。
一方の埼玉西武先発は、今井達也投手。今季は令和初完封を決めるなど、飛躍のきっかけをつかんだものの前回登板では5回を投げ、与四球7、自責点が7と自滅してしまった。18日の試合では、前々回までの調子を取り戻し、チームの勝利を手繰り寄せたい。
オリックスの打者では吉田正尚選手に注目。吉田選手は今季、埼玉西武相手に3割を超える打率を残し、チーム別では最多となる4本塁打を放っている。さらに17日の試合でも本塁打を放ち、試合は敗れたもののチームを勢いづけた。この試合でも流れを変える豪快な一発を期待してしまう。
埼玉西武では森友哉選手に注目。昨季はオリックス戦で打率.315を残し、本塁打、二塁打もチーム別では最多のそれぞれ4本、14本放った。今季も5番に座り、「打てる捕手」として活躍を続け、チームトップとなる打率を残している。この試合も17日のような決定打を期待せずにはいられない。
文・鈴木海斗
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