5月17日、ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテ対楽天の公式戦7回戦が行われる。前回の4月29日から行われた千葉ロッテ対楽天の3連戦では千葉ロッテが敵地で3連勝した。カードの初戦となるこの試合。両者はどのような戦いを見せるのか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→4勝2敗、楽天→2勝4敗
【千葉ロッテ】二木康太投手 6試合3勝2敗 35回 29奪三振、防御率4.11
【楽天】美馬学投手 7試合2勝2敗 41.1回 27奪三振、防御率4.57
千葉ロッテ先発の二木投手は楽天と今季初対戦となる。190センチの長身から角度のある球を投げ込む二木投手は、前回登板である5月10日の福岡ソフトバンク戦で今季最長の7イニングを投げ1失点とチームの勝利を呼び込んだ。17日も試合を支配する投球を見せ、チームを連勝に導くことができるか。
一方の楽天先発は美馬投手。今季、千葉ロッテ戦で2試合に先発し1勝0敗。しかし、4月27日に行われた千葉ロッテ戦では5回5失点と打ち込まれた。この登板でのリベンジを果たし、現在4位であるチームを浮上させる原動力になりたい。
千葉ロッテ打線では井上晴哉選手に注目。開幕当初の不調を脱し、現在10試合連続で安打を放っており、打率も連続安打の始まりである5月4日の.203から上昇を続け現在は2割後半につけている。さらに16日の試合でも本塁打を放っており、17日の試合でも豪快な一発を期待せずにはいられない。
楽天打線ではウィーラー選手に注目。昨季の千葉ロッテ戦の成績は打率.412で6本の本塁打。千葉ロッテのキラーぶりを発揮した。今季もその相性は変わらず対戦打率.400で本塁打も3本放っている。この試合でも「お得意様」相手に、チームを勝利に導く一打が出るのかどうか、目が離せない。
文・鈴木海斗
記事提供: