5月16日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第12回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利した。故障からの復帰を目指す北海道日本ハム・清宮幸太郎選手は4打数2安打1打点1四球と順調な仕上がりを見せた。
北海道日本ハム・北浦竜次投手、千葉ロッテ・中村稔弥投手の先発で始まった試合は、終始千葉ロッテが主導権を握った。
千葉ロッテは3回表、2死1塁から2番・平沢大河選手が適時三塁打を放つと、続く香月一也選手にも適時打が生まれ2点を先取。5回表には2死1,3塁から5番・バルガス選手が2号3ランを放ち、5対0と北海道日本ハムを突き放した。
打線の援護を受けた千葉ロッテ・中村稔投手は、コーナーを突く丁寧な投球で、7回まで被安打3、6奪三振、1四球、無失点の快投を披露。一方の北海道日本ハム・北浦投手は6回から2イニングを3者凡退に抑え、これ以上の追加点を許さず。5対0で千葉ロッテリードのまま終盤8回の攻防へ。
8回裏のマウンドに上がった中村稔投手だったが、北海道日本ハム・松本剛選手の放った強い打球が右足に直撃して無念の降板。緊急登板した2番手・大谷智久投手は、2死1塁から2番・谷内亮太選手、続く清宮幸太郎選手に連続四球を与え、満塁のピンチを招くも、4番・横尾俊建選手を三振に打ち取って得点を許さず。
5点を追う北海道日本ハムは9回裏、千葉ロッテの3番手・阿部和成投手を捉えた。先頭の野村佑希選手が安打、続く石川亮選手が四球、1死から松本選手が安打を放ち、1死満塁のチャンスを演出。この場面で難波侑平選手の放った投ゴロを、阿部投手が悪送球し、2点を返上。なおも1死満塁と好機は続き、今井順之助選手の犠飛、清宮選手の適時内野安打で1点差に詰め寄るも、最後は横尾選手が4番手・成田翔投手の前に中飛に倒れて試合終了。
千葉ロッテは最終回に追い上げられたが辛くも逃げ切り。北海道日本ハムは、打線が9回裏に猛反撃を見せるがあと一歩及ばなかった。
123456789 計
ロ 002030000 5
日 000000004 4
ロ○中村稔弥-大谷智久-阿部和成-S成田翔
日●北浦竜次-立田将太
文・東海林諒平
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