千葉ロッテ単独2位なるか? 首位・福岡ソフトバンクはエースが意地を見せる

パ・リーグ インサイト

2019.5.11(土) 09:32

福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)パーソル パ・リーグTV

5月11日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンク対千葉ロッテの第8回戦が行われる。10日の試合では、千葉ロッテが13安打9得点で快勝。千葉ロッテに大きく負け越している福岡ソフトバンクは首位の意地を見せられるのか、それとも千葉ロッテが勢いそのまま連勝を伸ばし、貯金を増やすのか。見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝6敗、千葉ロッテ→6勝1敗

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 6試合3勝0敗 44回 63奪三振、防御率1.23
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 5試合1勝2敗 26.1回 16奪三振、防御率4.78

 福岡ソフトバンクの先発は千賀滉大投手だ。今季ここまで、期待通りの圧巻のピッチングを見せている。エースらしくチームの連敗を止められるか。一方の千葉ロッテの先発はボルシンガー投手だ。今季はここまで不本意な投球内容が続いているが、昨季は13勝するなど、実力を持ったピッチャーだ。その輝きを取り戻したい。

 福岡ソフトバンクの注目選手はグラシアル選手だ。10日の試合ではチーム唯一の得点となったホームランを放った。また、楽天戦のサヨナラ負けから嫌な流れを引きずっているチームに光をもたらせるか、期待したい。

 対する千葉ロッテの注目選手は荻野貴司選手だ。今季課題だった1番バッターに完全に定着し、打撃はもちろん持ち前の俊足でチームの得点に大きく貢献している。10日の試合でも、決して十分な飛距離とは言えない犠牲フライで、難なくホームに生還した。得点圏打率5割超を誇るそのバットと足で、どれだけ福岡ソフトバンク投手陣をかき乱せるか。

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