北海道日本ハム上沢、中10日での埼玉西武戦に決意 「時間をもらったので、しっかり投げないと」

Full-Count 石川加奈子

2019.5.10(金) 08:25

北海道日本ハム・上沢直之※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
北海道日本ハム・上沢直之※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

北海道日本ハム上沢、中10日での埼玉西武戦に決意 「時間をもらったので、しっかり投げないと」

■北海道日本ハム – 埼玉西武(10日・札幌ドーム)

 北海道日本ハムの上沢直之投手が10日、本拠地埼玉西武戦に先発する。前回登板した先月29日福岡ソフトバンク戦(札幌ドーム)後に疲労を考慮されて一度出場選手登録を抹消されており、中10日での登板。「時間をもらったので、しっかり投げないといけない」と力を込めた。

 プロ8年目で初めて開幕投手を任された今季は、ここまで5試合に先発して2勝1敗、防御率3.98。前回登板した福岡ソフトバンク戦では5回途中9安打6失点と打ち込まれた。

 登板間隔が空いた時間を利用して、千葉・鎌ヶ谷で1週間調整した。1軍を離れて自分自身を見つめ直し、たどり着いたのは「自信を持って投げた方が良い」ということ。「カウントが悪くなるのは、打たれるのが嫌で厳しいコースを狙うから。もっと大胆に攻めていきたい」と語った。

 4月5日に埼玉西武と対戦した時には、7回6安打1失点と好投して白星を挙げている。ただ、埼玉西武打線への警戒は怠らない。「去年と変わらず、バッティングがいいので、投げているピッチャーには驚異の打線。秋山さんも(状態が)上がってきているし、切れ目がない。大量失点だけは避けたい。足も使える打線なのでランナーに気をつけながら、シングルはオッケー、長打はダメという割り切りも大事になってくるのかと思います」とイメージを膨らませた。

 上沢を中10日で3連戦のカード頭にぶつける栗山英樹監督は「ライオンズ打線は点が取れる打線なので、1点でも少なくナオが我慢してくれ、こっちが点を取るだけ」と是が非でも勝利をもぎとるつもりだ。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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