北海道日本ハム完封リレー。オリックスは榊原翼が1失点完投負けで4連敗

パ・リーグ インサイト

2019.5.8(水) 20:28

オリックス・バファローズ 榊原翼投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 榊原翼投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月8日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第7回戦は、1対0で北海道日本ハムが完封勝ち。両チーム合わせて6安打の投手戦は北海道日本ハムに軍配が上がり、オリックスの榊原投手は8回1失点ながら負け投手となった。

 試合は手に汗握る投手戦となった。北海道日本ハム・金子弌大投手、オリックス・榊原翼投手の両先発が好投し、5回まで0対0の膠着状態が続く。金子投手は5回表にT-岡田選手の通算1000安打目を浴びたが、5回を投げ切り、3安打5奪三振、無失点で降板。2番手には公文克彦投手が登板した。

 試合が動いたのは6回裏、北海道日本ハムの攻撃。ここまで無失点投球を続ける榊原投手から、西川遥輝選手が安打で出塁すると、続く大田泰示選手の二塁打で一気に生還し、先制に成功する。大田選手は「打球は少しドライブ(回転)していました。ハルキ(西川選手)が塁に出てくれて、何とか点に結びつけることができて良かった」とコメントした。

 先制を許したものの、8回111球、3安打6奪三振1失点と1人で力投する榊原投手を何とか援護したいオリックス打線。しかし、北海道日本ハム投手陣の前に6回以降は無安打。最後までチャンスさえ作ることはできなかった。最後は秋吉亮投手が締めて試合終了。

 北海道日本ハム対オリックスの試合は、1対0で北海道日本ハムが勝利。先発した金子投手を始め、公文投手、宮西尚生投手、石川直也投手、秋吉投手の継投でオリックス打線につけ入る隙を与えず。虎の子の1点を守り切った。オリックスは先発の榊原投手が打線に見殺しされ、1失点完投負け。チームは悪い流れに飲まれるまま、4連敗を喫した。

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