5月8日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第9回戦は、3対0で北海道日本ハムが完封勝利を収めた。

　北海道日本ハムのドラ1ルーキー・吉田輝星投手が先発した注目の試合。打線は1回表、1番・岸里亮佑選手の1号ソロで先制する。援護を受けた吉田輝投手はその裏、千葉ロッテの1番・藤原恭大選手に安打で出塁を許したが、後続を切って無失点に抑えた。

　吉田輝投手は毎回走者を背負いながらも要所を締め、4回まで無失点の好投を見せたが、5回裏に先頭打者へ四球を与えたところで降板。後を受けた2番手・福田俊投手は、7回まで3イニング無失点の好リリーフを披露する。

　対する千葉ロッテの先発・小島和哉投手は、4回表に振り逃げを含む1イニング4奪三振を記録するなど、変化球を駆使して7回9奪三振1失点の好投。8回表は大谷智久投手が3者凡退に抑え、試合は最終回へ。

　北海道日本ハムは9回表、千葉ロッテの3番手・レイビン投手から、野村佑希選手、姫野優也選手が連続タイムリーを放って2点を追加。そしてリードを広げた9回裏は、回またぎでマウンドに上がった井口和朋投手がリードを守り試合終了。

　千葉ロッテと北海道日本ハムの第9回戦は、3対0で北海道日本ハムが勝利した。6連敗から一転、首位の千葉ロッテ相手に連勝を飾った。

　敗れた千葉ロッテは5番・バルガス選手が2安打1四球、6番・菅野剛士選手が3安打1四球と活躍したが、7番・三家和真選手が4打数無安打とブレーキとなり完封負けを喫し、首位から転落した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 １０００００００２ ３
ロ ０００００００００ ０

日 吉田輝星-○福田俊-S井口和朋
ロ●小島和哉-大谷智久-レイビン

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