5月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの3連戦最終戦は、5対3で千葉ロッテが勝利。岡大海選手の「恩返し弾」などが飛び出すと、北海道日本ハム・有原航平投手の暴投で勝ち越しに成功した。
先制したのは千葉ロッテ。1回裏、防御率0点台の北海道日本ハム・有原航平投手から、3番・角中勝也選手の犠飛で1得点を奪う。
しかし、北海道日本ハムがすぐに試合をひっくり返した。3回表、2番・大田泰示選手が千葉ロッテ先発・種市篤暉投手から「気持ちで打ちました!」と言う同点タイムリー。さらに自身の盗塁と種市投手の暴投で3塁まで行くと、続く近藤健介選手のツーベースで生還。2対1と、逆転に成功した。
1点を追う千葉ロッテは、5回裏、意外な形で勝ち越す。まずは先頭の岡大海選手が古巣を相手に今季1号ホームランを放って同点に追い付くと、何と2死満塁で、有原投手が二度にわたる暴投。この回3得点を挙げ、4対2とリードを奪い返した。
6回裏にも、レアード選手のバックスクリーン弾で追加点を挙げた千葉ロッテ。8回表に田中賢介選手のタイムリーで1点を返されるものの、9回表は益田直也投手が締めて試合終了。
千葉ロッテと北海道日本ハムの3連戦最終戦は、5対3で千葉ロッテが勝利した。一時逆転を許すものの、岡選手の「恩返し弾」と相手のミスでリードを取り返した。先発の種市投手は、5回1/3を5安打2失点。パ「平成」最後の試合となった4月29日の楽天戦で先発して白星を手にしているため、元号をまたいでの連勝となった。
敗れた北海道日本ハムは、先発の有原投手が苦しんだ。「先制点を取られた後に逆転してくれたんですけど、粘りきれなかった。中継ぎ陣にも迷惑をかけてしまい申し訳ないです」と振り返る6回7安打5失点。打線も8安打3得点、7残塁とつながらず、貯金が消滅した。
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