5月3日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第5回戦は、3対1でオリックスが勝利。先発・山岡泰輔投手は8回を投げ127球1失点と勝利を呼び込む力投で今季3勝目を挙げた。
オリックス・山岡泰輔投手、千葉ロッテ・二木康太投手による投げ合いで始まった試合は、初回から動きを見せる。1回の裏、佐野 皓大選手の中前打と進塁打で2死2塁の好機を作ると、4番・吉田正尚選手が逆方向へきっちり適時打を放ち1点を先制。
その後、両先発投手とも相手打線を寄せ付けない投球でスコアボードにゼロを刻むも、均衡を破ったのはオリックスだった。4回裏、2死からT-岡田選手が右前打で出塁すると、続く大城滉二選手がライトオーバーの適時三塁打。オリックスが2対0と千葉ロッテを突き放した。
追加点が欲しいオリックスは6回裏、小島脩平選手の安打、四球などで2死1,2塁の好機を作ると、続く大城選手がこの日2本目の適時打を放ち二木投手をノックアウト。スコアを3対0とした。
このままでは終われない千葉ロッテは8回表、田村龍弘選手の安打などで2死1塁とすると、2番・角中勝也選手が中前へ適時三塁打を放ち1点を返し2点差に詰め寄ったが反撃は及ばず。
9回表は増井浩俊投手が3者凡退で締めくくり、試合終了。終始有利に試合を支配したオリックスが3対1で勝利、本拠地でカード勝ち越しを決めた。敗れた千葉ロッテは山岡投手の攻略に苦しみ、反撃の糸口をつかみきれなかった。
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