伏見寅威選手が値千金のサヨナラ打! 白熱の投手戦を制しオリックスが勝利

パ・リーグ インサイト

2019.5.2(木) 16:31

オリックス・バファローズ 伏見寅威選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 伏見寅威選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月2日、京セラドーム大阪にて行われたオリックスと千葉ロッテの第4回戦は、2対1でオリックスが勝利した。打線は千葉ロッテ投手陣の前に4安打に抑え込まれたが、延長10回裏に伏見寅威選手がサヨナラタイムリーを放った。

 1回裏、4番・吉田正尚選手の投ゴロの間に、オリックスが1点を先取する。しかしその後は、オリックス先発・山本由伸投手と千葉ロッテ先発・岩下大輝投手がともに好投。お互い得点を許さず、1対0のまま試合は膠着状態に陥る。

 再び試合が動いたのは7回表。レアード選手が9号ソロを左翼席へ叩き込み、千葉ロッテが1対1の同点に追い付いた。

 ここにきて同点弾を許したオリックスの先発・山本投手は、8回1失点でマウンドを降り、「毎回のようにヒットを打たれてしまいましたが、粘って最少失点だったことはよかったと思います。しかし、終盤にホームランで追いつかれてしまったことが、とても悔しいです」と自身の投球を振り返った。

 しかし、9回はオリックス・増井浩俊投手と千葉ロッテ・益田直也投手が、1安打も許さない完璧な投球を見せ、試合は1対1のまま延長戦へ突入する。

 10回裏、試合を決めたのはオリックスだった。千葉ロッテ・酒居知史投手に対し、2死から7番・大城滉二選手が四球で出塁すると、すかさず盗塁を決め、2死2塁とサヨナラのチャンスを作る。この場面で代打・伏見寅威選手が左翼へ適時打。最後の本塁生還に関してリクエストがありながらもこれを制し、オリックスが白熱の投手戦の末にサヨナラ勝利を飾った。

 オリックスと千葉ロッテの試合は、オリックスが2対1でサヨナラ勝利した。投手陣が1失点の好投を見せ、最後は伏見選手が決めた。敗れた千葉ロッテはオリックスを上回る8安打を放つも、得点はレアード選手のソロ本塁打のみと、つながりを欠いた。

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