“悲運の左腕”鷹・大竹、防御率0.89でも未勝利 今季4度目先発も無援に泣く

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2019.4.25(木) 20:33

9回途中無失点と好投した福岡ソフトバンク・大竹耕太郎※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)
9回途中無失点と好投した福岡ソフトバンク・大竹耕太郎※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)

今季2度目の対戦となったオリ山本の前に打線沈黙、17イニングでわずか2安打

■福岡ソフトバンク – オリックス(25日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの大竹耕太郎投手が、またしても今季初勝利を逃した。25日、本拠地ヤフオクドームでのオリックス戦。9回途中までオリックス打線を5安打無失点に抑える好投を見せながら、味方打線もオリックス先発の山本の前に1安打無得点。大竹は同点のまま9回途中で降板となり、今季4度目の先発でも白星がつかなかった。

 圧巻の好投を見せた。初回、先頭の福田に安打を許したが、巧みな牽制で走者を刺す(記録は盗塁死)と、そこからは危なげない投球で4回までわずか1安打に封じた。5回に2本の安打で1死一、二塁とされたが、杉本を空振り三振、若月を遊飛に打ち取って窮地を脱した。5安打無失点と圧巻の投球内容だったが、9回1死一、二塁のピンチとなった場面で降板となり、勝利投手の権利は掴めなかった。

 今季初登板だった3日のオリックス戦でも山本と投げ合い、この時は8回途中無失点ながら、山本も9回無失点の好投で白星ならず。鷹打線は対山本17イニングでわずか2安打しか打てず。大竹は4月10日の北海道日本ハム戦も7回4安打2失点、17日の千葉ロッテ戦でも8回1失点と好投しながら、いずれの試合も味方の援護がなく勝利は掴めなかった。

 この日の8回1/3を投げて無失点の好投で防御率は0点台の0.89まで突入。4試合続けて素晴らしい投球を続けていたが、いまだに未勝利と“悲運の左腕”となってしまっている。

記事提供:Full-Count

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