4月24日、札幌ドームで北海道日本ハムと楽天の5回戦が行われる。23日の試合では、楽天がビハインドから逆転し、勝利を収めるなど打線の好調が続く。上位を目指したい北海道日本ハムとしては、首位楽天相手に1勝目を挙げ、苦手意識を払しょくしておきたいところだが……。北海道日本ハムがどのように楽天を攻略していくかに注目の集まる一戦の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→0勝4敗、楽天→4勝0敗
【北海道日本ハム】ロドリゲス投手 3試合0勝1敗 16回 10奪三振、防御率3.94
【楽天】福井優也投手 3試合2勝0敗 16回 10奪三振、防御率2.81
北海道日本ハムの先発はロドリゲス投手。前回登板した17日のオリックス戦では初回から点を許し、4回4失点で降板。その前の2試合では、初回を0点に抑えるピッチングで6回1失点、6回2失点にまとめているように、初回の立ち上がりが鍵を握りそうだ。
打線での注目は杉谷拳士選手だ。今季初先発となった23日の試合では、栗山監督の1番起用に応え、先制点を演出。チームいちの盛り上げ隊長は、楽天相手に苦しむ北海道日本ハムの救世主となれるのか。
対する楽天の先発は福井優也投手。今季3回の登板で2勝を挙げるなど、則本昂大投手と岸孝之投手を欠く楽天先発陣において、大きな存在感を発揮している。3日に行われた前回の北海道日本ハムとの対戦では、5回無失点と好投だっただけに、24日の一戦でも期待がかかる。
打線ではウィーラー選手に注目したい。23日の試合では、未だ無失点の投球を続けていた秋吉亮投手から、試合を決める勝ち越しの一発を放つなど勝負強さが目立つ。北海道日本ハム相手に.364の打率を残す主砲が今日も打線を牽引するか。
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