【ファーム】6人の投手で完封リレー。投打が噛み合った北海道日本ハムが快勝

パ・リーグ インサイト

2019.4.23(火) 16:01

北海道日本ハムファイターズ・今井順之助選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・今井順之助選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月23日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対埼玉西武の4回戦は、投打が噛み合った北海道日本ハムが5対0で快勝している。

 試合が動いたのは3回裏。北海道日本ハムは埼玉西武の先発・松本航投手から2死1,2塁のチャンスを作ると、森山恵佑選手が左中間に2点適時二塁打を放って先制に成功。5回裏には今井順之助選手がライトに1号ソロを放ち、7回裏には今井選手の犠飛と谷口雄也選手の適時打で2点を追加し、リードを5点に広げた。

 北海道日本ハムは調整登板の先発・上原健太投手が1回無失点の投球を見せると、2回以降は柿木蓮投手、西村天裕投手、福田俊投手、鍵谷陽平投手とバトンをつないでいく。反撃を見せたい埼玉西武だったが、相手投手陣を攻略できずにゼロ行進のまま試合が進んでいく。9回表は井口和朋投手が無失点で締めくくって完封リレーを達成し、5対0で北海道日本ハムが勝利している。

 北海道日本ハムでは、先発の上原投手が1イニングを2奪三振、無失点と上々のピッチング。2番手の柿木投手も4回表に打球を足に受けるアクシデントがあったものの、3回無失点と好投を見せた。打線では今井選手が左のサイドハンド・藤田航生投手から本塁打を放つなど2本の長打を記録し、2打点の活躍を見せて長打力をアピールした。

 敗れた埼玉西武は、先発の松本航投手が初回に迎えた1死満塁のピンチを無失点で切り抜けたが、3回には2死から手痛い一打を浴び、3回2失点という投球内容だった。打線も4回表に2死満塁のチャンスを逃すなど決め手を欠いて無得点に終わり、投打ともに振るわなかった。

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