【ファーム】高卒対決は吉田輝星に軍配。北海道日本ハムがシーソーゲーム制す

パ・リーグ インサイト

2019.4.13(土) 17:58

北海道日本ハムファイターズ・清水優心選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・清水優心選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月13日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハム対千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦は、8対4で北海道日本ハムが勝利した。

 千葉ロッテ新外国人・ブランドン投手、北海道日本ハムドラ1ルーキー・吉田輝星投手の先発で始まった試合は初回から動いた。1回表、千葉ロッテの2番・細谷圭選手が初球を振り抜き、レフトへの先制ソロを放つ。

 しかし北海道日本ハムは2回裏、この日ケガから復帰した清水優心選手がこちらもレフトへのソロを放ち、同点とする。

 その後、千葉ロッテが井上晴哉選手の犠飛で勝ち越すも、北海道日本ハムが5回裏に森本龍弥選手の3点適時打で4対2と逆転。7回表には千葉ロッテが細谷選手、安田尚憲選手の適時打で再度追いつき、試合は振り出しに戻るものの、このシーソーゲームを制したのは北海道日本ハムだった。

 8回裏、ルーキー・野村佑希選手の安打などで2死満塁のチャンスを作り、松本剛選手の3点適時二塁打などで4点を勝ち越す。リードを握った最終回は、石川直也投手が3者連続三振で締めて試合終了。北海道日本ハム対千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦は、8対4で北海道日本ハムが勝利した。

 北海道日本ハム4番手・生田目翼選手は、プロ初登板にも関わらず落ち着いた投球で1イニング無失点。その後の攻撃に流れを持ち込み、初勝利を挙げた。敗れた千葉ロッテは細谷選手が先制弾を含む2安打2打点の活躍も、3番手・佐々木千隼投手が4失点するなど振るわなかった。

 注目の千葉ロッテ・藤原恭大選手、北海道日本ハム・吉田輝投手の高卒ドラ1ルーキー対決は、2打席連続3球三振と吉田輝投手に軍配が上がった。

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