【ファーム】万波中正が2打席連発。延長にもつれ込んだ試合は思わぬ幕切れ

パ・リーグ インサイト

2019.4.12(金) 17:37

北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月12日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦は、両軍合わせて13投手が登板する総力戦の末、北海道日本ハムが4対3でサヨナラ勝ちを収めた。

 北海道日本ハム・北浦竜次投手、千葉ロッテ・高野圭佑投手の先発で始まった試合は、北海道日本ハムが先制した。2回裏、先頭打者の岸里亮佑選手、今井順之助選手が連打でチャンスを作ると、7番・郡拓也選手がタイムリーを放ち、1点を先取。

 ここで、続く白村明弘選手の放った鋭い打球が高野投手の頭部に直撃。自力で立ち上がることができず、負傷交代となった。なおも1死2,3塁と追加点のチャンスだったが、ここは緊急登板した山本大貴投手が追加点を許さず。すると直後の3回表、千葉ロッテは1死1,2塁の好機を得ると、3番・三家和真選手が3ランを放ち、すぐさま逆転に成功する。

 追う北海道日本ハムは6回裏、途中出場の万波中正選手がプロ初本塁打となるソロを放ち1点差に詰め寄るも、以降は千葉ロッテの継投の前に得点を挙げられず。3対2で千葉ロッテリードのまま試合は最終回へ。

 9回裏、この回先頭の万波選手が、千葉ロッテ・成田翔投手から2打席連続となる2号ソロを放ち同点に。試合はそのまま延長戦へ突入した。

 10回表、北海道日本ハムはピンチを背負うも、万波選手が好送球で本塁生還を阻止し、何とか無失点で切り抜ける。そして迎えた11回裏、敵失と安打で1死1,3塁とすると、千葉ロッテのバッテリーエラーの間に3塁走者がサヨナラのホームイン。北海道日本ハムと千葉ロッテの試合は、思わぬ形で北海道日本ハムがサヨナラ勝利を収めた。

◇ファームの中継もパーソル パ・リーグTVで
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