北海道日本ハム戦で8回130球8安打2失点と粘投「これからも粘り強く投げたい」
■埼玉西武 4-2 北海道日本ハム(7日・東京ドーム)
埼玉西武の高橋光成投手が7日、北海道日本ハム戦(東京ドーム)に先発し8回8安打2失点と好投し、今季初勝利を挙げた。
7回まで7安打を浴びながら、粘りの投球で踏ん張った。6回には2死二、三塁のピンチを招いたが、渡邊を遊ゴロに仕留めて無失点。グラブをポンと叩き、好守の源田を拍手で称えた。7回までに108球を投じていたが、8回は志願の続投。「(辻監督に)『どうする?』と言われたけど、交代する気はなかった。行けるところまで行きたかった」と130球を投じマウンドを降りた。右腕の力投に応えるように、9回には味方打線が奮起し逆転勝利。嬉しい今季1勝目を挙げた。
外崎の逆転3ランの瞬間は「鳥肌が立ちました」と笑顔。前回先発した3月31日の福岡ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では7回3失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず敗戦投手になっていた。「打線が打ってくれるんだと感じました。これからも粘り強く投げたい」と味方打線に感謝した。小野投手コーチは「(8回の継投は)俺が弱気になっていた。自信がつくと思う」と高橋光の力投に手応えを感じていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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