【ファーム】釜田佳直が7回途中まで無安打、10奪三振。楽天が接戦を制す

パ・リーグ インサイト

2019.4.4(木) 16:02

東北楽天ゴールデンイーグルス・釜田佳直投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・釜田佳直投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月4日、森林どり泉で行われた楽天と横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦は、2対1で楽天が勝利。先発の釜田佳直投手が7回途中までノーヒットの快投を見せ、チームを勝利に導いている。

 試合は1回裏にいきなり動く。楽天は1死1,3塁のチャンスを作ると、4番の内田靖人選手が横浜DeNAの先発・中川虎大投手から犠飛を打ち上げて1点を先制する。3回裏にも1死満塁から山田大樹選手がライト前に適時打を放ち、リードを2点に広げた。

 楽天の先発・釜田佳直投手は威力のある直球と低めの変化球を効果的に織り交ぜ、6回までに許した走者は四球による1人のみと相手打線を翻弄。被安打0のまま迎えた7回も簡単に2死を奪うが、3アウト目かと思われたフライが強い風に流され、中堅手が打球を見失ってしまい捕球できず。記録は安打となってノーヒットノーランは途切れたが、7回を1安打無失点、10奪三振という素晴らしい投球を披露した。

 その後は久保裕也投手が8回表を無失点に抑え、小野郁投手が9回表のマウンドに。しかし、三好匠選手の失策で先頭打者の出塁を許すと、2死2塁から飛雄馬選手に適時打を許して1点差に。その後も2死3塁とピンチは続いたが、後続を断ってリードを守り抜いた。

 試合は楽天が2対1で勝利。先発の釜田投手は不運な形で初安打を許すまでノーヒッターの可能性すら感じさせるほどの完璧なピッチングを見せ、一軍昇格に向けてその状態の良さを大きくアピールした。打線は9個の四球を選びながらわずか2安打と決め手を欠いたが、それでも2得点を挙げてチームの白星へと結びつけている。

◇ファームの中継もパーソル パ・リーグTVで
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/

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