北海道日本ハム斎藤佑、4日今季初先発へ「逃げていても仕方ない。不安を力に変える」

Full-Count

2019.4.3(水) 11:57

北海道日本ハム・斎藤佑樹※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・斎藤佑樹※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

ショートスターターの可能性も「交代と言われるまで1人1人抑えるしかない」

■東北楽天 – 北海道日本ハム(4日・東北楽天生命パーク)

 北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が4日の東北楽天戦(東北楽天生命パーク)で今季初先発に臨む。この日はキャッチボールなどで最終調整。「与えられたポジションで、自分のやるべきことをやるしかないので。1イニング1イニング、という気持ちで」と言葉に力を込めた。

 シーズン開幕までの最長は3イニング。今季初先発は先発投手に短いイニングを託す「ショートスターター」として起用される可能性がある。「起用法は監督、コーチに任せて。僕としては目の前の打者を交代と言われるまで1人1人抑えるしかない。1つでもアウトを取れるようにしたい」と意気込みを語った。登板日の予想気温は最高12度。寒い中での投球となる。「毎年この時期は鎌ケ谷で投げていて何度か経験がある。あまり気にしないように」と話した。

 この日は広島から東北楽天へ移籍した早大の同級生・福井優也が先発する。「人を心配している余裕はないんですけど、刺激になることはたくさんあります。福井に負けないように頑張りたいです。必死になるのは(埼玉西武・大石を含めた)3人それぞれ違う。頑張っている姿は刺激になる」。

 3月29日のオリックスとの開幕戦(札幌ドーム)では2点ビハインドの8回から3番手として救援。開幕投手を務めた12年以来の開幕戦登板は1イニングを1安打無失点に抑えて、直後の同点劇を演出。チームの延長10回サヨナラ勝ちに貢献した。「不安はずっとありますけど、不安ばかり持って逃げていても仕方ない。力に変えられるように」と誓った。

(Full-Count編集部)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE