2点リードの8回から救援 味方の失策などで1回2安打3失点(自責1)
■ドジャース 8-7 Dバックス(日本時間1日・ロサンゼルス)
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は3月31日(日本時間1日)、敵地のドジャース戦で8回から4番手として救援。味方の失策と不運な当たりが重なり、1回2安打3失点(自責は1)し、今季初黒星を喫した。平野は「あんまり良くないですね。調子自体は悪くなかったですし、コントロールも狙ったところに投げられていたと思いますけど、結果が全てなので。良くないですね」と淡々と振り返った。
7-5で迎えた8回。先頭・ターナーの遊失、ベリンジャーの三塁内野安打などで1死一、二塁とされると、AJ・ポロックには2点二塁打を許した。さらに右翼・ジョーンズがクッションボールの処理を誤る間にポロックの三塁進塁を許すと、マンシーの中犠飛で勝ち越しを許した。1回で27球を投げ、2奪三振2安打3失点(自責1)だった。
「ストレートもスプリットもコースに低めに投げられるところは投げられていた。不運な当たりもあったんですけど、2点を守れなかったので。結果は良くないですね」
今季初登板となった29日のドジャースでは1回3安打1失点しており、これで2試合連続失点。チームはそのまま敗れ、平野は昨年9月12日のロッキーズ戦以来の黒星となった。
「空振りも取れている。(相手も)僕のボールも分かるだろうし、もっと丁寧に投げないといけないのかなと思います。試合もまだ始まったばかり。いい感じで切り替えて、引きずらいないように。(ロブロ監督の)期待に応えたいですし、勝てるように。今日みたいに勝ちゲームを落とすのが一番良くないので、次から頑張りたい」
メジャー1年目の昨季は26試合連続無失点を記録するなど、日本人最多75試合登板し、防御率2.44。32ホールドをマークした。本来の結果を取り戻したいところだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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