6回1死一塁では左中間席へ連日の逆転弾
■福岡ソフトバンク 3-1 埼玉西武(31日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、自画自賛のスーパープレーでチームを救った。30日、ヤフオクドームで行われた埼玉西武戦。自身の逆転2ランで試合をひっくり返すと、その直後の7回には左中間へ飛んだ大飛球を見事なランニングキャッチ。抜ければ、同点の一打をアウトにした。
1点ビハインドの6回1死一塁で、高橋光の初球を捉えて左中間への逆転2ランを放った柳田。2日連続の逆転弾で勢いに乗ったのか、守備でもスーパープレーが飛び出した。
直後の7回。モイネロが2死から木村に右前安打を許して出塁を許すと、続く金子侑が放った打球は左中間の真ん中を襲う痛烈な大飛球になった。やや浅めに守備位置をとっていた柳田は全速力で左中間へダッシュ。最後は左腕を目一杯伸ばして間一髪のところでキャッチした。
2死だったため、走者は打った瞬間にスタートを切っており、抜けていれば、同点となっていた場面。試合後、2日連続のヒーローインタビューでお立ち台に立ち「あれはプロイチでしたね。あまり言いたくないですけど、村松コーチのおかげかなと思います」と振り返っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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