【ファーム】山本由伸投手は6回3失点。オリックスは守備の乱れと拙攻に泣く

パ・リーグ インサイト

2019.3.27(水) 15:54

オリックス・バファローズ 白崎浩之選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 白崎浩之選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月27日にオセアンバファローズスタジアム舞洲にて行われた、オリックスと阪神のウエスタン・リーグ公式戦。試合では打線が決め手を欠いたことが響き、オリックスが2対3で惜敗している。

 オリックスの先発は、一軍の開幕ローテーション入りが有力視される山本由伸投手。4回表、山本投手は味方の守備のミスも絡んで無死3塁とピンチを背負うと、続く荒木郁也選手に適時打を浴びて先制を許す。この回に犠飛でもう1点を失うと、6回表には陽川尚将選手に適時二塁打を打たれて3失点目を喫し、この回限りでマウンドを降りた。

 打線は初回から毎イニング走者を出すものの、阪神の先発・青柳晃洋投手を前にもう1本が出ず。しかし、8回表に白崎浩之選手が阪神の2番手・湯浅京己投手から左翼に2ランを放って1点差に詰め寄る。すると、9回裏にも先頭の代打・宗佑磨選手が二塁打を放ち、犠打で1死3塁と同点のチャンスをつかむ。しかし、内野ゴロでギャンブルスタートを切った代走の廣澤伸哉選手がホームで刺されて万事休す。試合は2対3で阪神の勝利に終わっている。

 オリックスの先発・山本投手は味方の守備に足を引っ張られたこともあり、6回3失点という投球内容だった。2番手以降の海田智行投手、青山大紀投手、富山凌雅投手はそれぞれ1イニングずつを3者凡退と、パーフェクトリリーフを見せたのは好材料だ。野手陣では白崎選手が豪快な一発を放って存在感を示したが、9イニング全てで走者を出しながらタイムリーは1本もなしと、打線がつながりを欠いた。

◇ファームの中継もパーソル パ・リーグTVで
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/

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