OP戦3号ソロにも「打てたからいいというわけじゃない」
■福岡ソフトバンク 5-2 広島(オープン戦・23日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手が23日、本拠地ヤフオクドームでの広島とのオープン戦でオープン戦3号のソロ本塁打を放った。
同点で迎えた5回裏、先頭打者として打席に入った柳田は、ファールで粘った後の9球目、広島の先発・九里亜蓮投手の高めのストレートを右中間のホームランテラス席へと運んだ。打った瞬間、柳田は下を向き、首を傾げた。決して会心の当たりではなかった。
「びっくりです。詰まったんで入るとは思わなかった」と試合後の柳田は語る。20日の東北楽天戦でも勝ち越し弾を放っており、オープン戦の本塁打は3本目。打率も3割5分を超えているが、柳田は「打てたからいいというわけじゃない。自分の(バッティングの)形、コンディショニングを考えることが大事」と気を引き締めていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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