3月17日、甲子園で行われた埼玉西武と阪神のオープン戦は、3対7で埼玉西武が敗戦。雨天中断を挟むなど悪条件の中、攻守で精彩を欠いた。
試合は序盤から大きく動いた。3回裏、先発した埼玉西武のドラ1ルーキー・松本航投手が、阪神・糸井選手に犠飛で先制を許す。さらに、続く大山選手から適時打、福留選手から特大の3ランを浴び、5失点と大炎上。
ここで埼玉西武は継投に入り、齊藤大将投手がマウンドに立つ。しかし、阪神・木浪選手から2点適時打を浴び、0対7と大きく突き放される。
反撃したい埼玉西武は5回表、阪神・西投手に対して1死1,3塁の好機を得ると、セカンドゴロの間に1点を返す。さらに7回表には、桑原投手から金子侑司選手がライトスタンドへ飛び込む2ランを放ち、3対7とリードを縮めたものの、その後は阪神の投手陣の前に得点を奪えず、試合終了。
埼玉西武と阪神のオープン戦は、3対7で埼玉西武が敗戦。先発の松本投手は、3回裏途中で降板したものの、残したランナーが還り、2回1/3で7失点。また、初回と3回に天候不良による中断を経た上に、2回裏には糸原選手の打球が右足に直撃するなど、不運が続いた。6回以降は田村伊知郎投手、野田昇吾投手、森脇亮介投手、小川龍也投手が無失点で抑え、打線では金子侑選手が反撃のアーチを放つも、逆転は叶わなかった。
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