打者9人に対して2安打2三振 2四球、最速146キロ
福岡ソフトバンクのデニス・サファテ投手が26日、手術後初となるシート打撃に登板した。宮崎・生目の杜運動公園のサブ球場でB組を相手に実戦形式で34球を投げ、打者9人に対して2安打2三振2四球という内容だった。
1人目の三森を空振り三振に仕留めたサファテだったが、3人目の長谷川勇には左中間を破られる二塁打を浴びた。4人目の大本、2度目の対戦となった7人目の長谷川勇に四球を与え、9人目の古澤には中前安打を許した。
この日の最速は146キロで、サファテ自身も「まだまだ体が弱い。もう少し体を強くしないといけない」と課題を口にした。昨年4月に右股関節の手術を受けた影響で、キャンプ合流時には体重10キロ減で合流。まだ、体の強さが戻っていないことを感じさせた。
この日の投球を見守った倉野信次1軍投手コーチは「まだ時間が必要だと思います。まだ(力を)入れたいところで入れられないというのはある」とコメント。3月6日の埼玉西武とのオープン戦で実戦復帰を予定しているものの、同コーチは「今日の状態であれば、帰ってすぐに(試合で投げるの)は難しいかも。話し合います」と話し、先延ばしとなる可能性も出てきた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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