5回には三塁強襲二塁打からあっという間に生還
福岡ソフトバンクの育成選手・周東佑京内野手が、支配下昇格へ猛アピールしてみせた。20日、宮崎・生目の杜運動公園で行われた紅白戦。5回に自慢の脚力で1点をもぎ取ると、その後も2安打を放って3安打の大暴れだ。
5回に韋駄天ぶりを発揮した。2016年のドラフト1位田中正義投手から三塁を強襲する当たりを放った。グラブを弾き、三塁ファウルグラウンドに打球が転がったのを見ると、一気に二塁を狙って陥れた。さらに、続く田城の打席で、捕手がボールを僅かに弾く間に三進。田城の詰まった二ゴロで本塁を陥れた。“足”でもぎ取った得点に、スタンドのファンからもどよめきが起こっていた。
さらに次の打席では、巧みなバットコントロールで外野の前に落とす技ありの安打。さらに8回には一、二塁間を破る右前安打を放ち、3安打の大暴れ。その後に狙った三塁盗塁は甲斐拓也捕手の“甲斐キャノン”に刺されたものの、支配下昇格へいいアピールとなっただろう。
(Full-Count編集部)
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