20日に行われた紅白戦、自慢の“足”で1点をもぎ取る
福岡ソフトバンクの育成選手の周東佑京内野手が、驚異の韋駄天ぶりを発揮した。20日、宮崎・生目の杜運動公園で行われた紅白戦。5回に俊足ぶりをいかんなく発揮し、1点を奪い取った。
5回だった。打席に立った周東は、2016年のドラフト1位田中正義投手から三塁を強襲する当たりを放った。グラブを弾き、三塁ファウルグラウンドに打球が転がったのを見ると、一気に二塁を狙って陥れた。
さらに、続く田城の打席で、ショートバウンドとなった投球を捕手が僅かに弾く間に一気に三塁へ進塁。田城の詰まった二ゴロで本塁を狙うと、間一髪のところでセーフとなった。“足”でもぎ取った得点に、スタンドのファンからもどよめきが起こっていた。
2017年の育成ドラフト2巡目で東農大オホーツクから入団した周東。ルーキーイヤーからその俊足ぶりが注目を集めており、支配下昇格に向けて懸命なアピールが続いている。
(Full-Count編集部)
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