2月10日、石垣市中央運動公園野球場で行われた「アジアゲートウェイ交流戦Power Series2019 in石垣島」での千葉ロッテ対Lamigoモンキーズの第2戦は、8対6で千葉ロッテが勝利。ルーキー藤原選手らの躍動により台湾王者を2戦連続で下した。
千葉ロッテ先発の山本投手は制球が定まらず、初回は何とか切り抜けたものの、2回裏に四死球や味方の失策が絡んで4失点。ローテーション入りへ向けて課題の残る結果に終わる。
しかし直後の3回表に打線が反撃。安打と四球で1死満塁の好機を作り、3番・中村選手の犠飛で1点を返すと、相手のけん制がもたつく間に3塁走者の藤原選手が好走塁で生還。相手の隙を逃さず、2対4とすぐさま2点差に詰め寄る。
その後は関谷投手、大谷投手が危なげない投球を見せ、2点を追う6回表。安打と四死球などで2死満塁とすると、代打・三木選手が2点適時打を放って同点に。そして7回表、先頭の藤原選手が敵失策で出塁し、対外試合初となる盗塁を決め、さらに暴投で3塁へ進んで好機を広げると、代打・岡選手が勝ち越しの犠飛。
千葉ロッテが足を活かした攻撃で5対4と逆転に成功する。その後も、藤原選手の押し出し四球などで効果的に得点を重ねると、最終回に高野投手が2点を返されたものの、8対6で勝利。対Lamigo戦を2連勝で締めくくった。
勝利した千葉ロッテは、1番打者としてフル出場した藤原選手が安打こそ出なかったものの、得点につながる好走塁・盗塁を決め、冷静に押し出し四球を選ぶなど、チームの勝利に貢献。投手陣も大谷投手、西野投手ら実績十分な投手が安定した内容でLamigo打線を封じ込め、8回に登板した育成の森投手も無失点で首脳陣の期待に応えた。
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