初実戦となった紅白戦で初打席初安打をマークした王柏融
北海道日本ハムの栗山英樹監督が9日(日本時間10日)、初実戦となった紅白戦で快音を響かせた新加入の王柏融外野手を絶賛した。
2016、17年と2年連続で打率4割をマークし“台湾の大王”の異名を誇る王柏融。紅白戦では紅組の「3番・左翼」で先発出場し第1打席でいきなり左前打を放ち上々のデビュー戦となった。
栗山監督が目を細めたのは追い込まれてからの打撃だった。「内容はすごくよかった。あの感じの追い込まれ方から、あの感じで1発で。1球しかこない甘い球をね」。西村と対戦した第1打席では2球で簡単に追い込まれたがその後はボール、ファールと粘り、5球目の外角直球を鮮やかな流し打ちで仕留めた。
台湾球界で圧倒的な成績を残し、日本で勝負する新助っ人に指揮官は「これが4割以上、打つバッターの感じなんだなぁと、はっきりとみられた。非常にこっちとしては参考になってありがたかった」と、最大級の賛辞を送っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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