千葉ロッテが6本塁打22得点で台湾王者を圧倒 今季初の対外試合に大勝

パ・リーグ インサイト

2019.2.9(土) 16:57

千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲選手(C)パーソル パ・リーグTV

 2月9日、石垣市中央運動公園野球場で行われた「アジアゲートウェイ交流戦Power Series2019 in石垣島」での千葉ロッテマリーンズ対Lamigoモンキーズの第1戦は、終始千葉ロッテが投打で相手を圧倒し、22対0で大勝。2019年初となる対外試合を勝利で飾った。

 試合は序盤から千葉ロッテ打線が猛威を振るう展開となった。1回裏、1死満塁から、新外国人のバルガス選手の2点適時打で先制に成功すると、8番・田村選手に左越え2点適時二塁打、9番・平沢選手に対外試合チーム第1号となる2ランなどが飛び出し、打者一巡の猛攻で一挙7点を先取する。

 その後も千葉ロッテ打線は止まらない。2回裏に6番・安田選手の3ランなどで4点を加えると、3回裏にも中村選手の2ランを皮切りに打者一巡の猛攻を見せて5点を追加。3回終了までに先発全員安打を達成し、スコアは16対0と驚異的なペースで点を積み重ねた。

 一方投手陣は、土肥投手、チェン投手、渡邉投手ら6投手が無失点リレー。走者を背負う場面も見られたが、味方の好守にも助けられて本塁生還までは許さなかった。打線は8回裏にも李選手と高濱選手の2者連続弾、安田選手の2発目などでダメ押し。最終的に24安打6本塁打22得点を挙げ、完勝を収めた。

 勝利した千葉ロッテは定位置取りへ向けてアピ―ルしたい若手野手陣、一軍定着を狙う若手投手陣、大砲としての働きが期待される新外国人が、揃って上々の仕上がりを見せた。特に将来の主軸としての期待がかかる平沢選手が1本塁打、安田選手が2本塁打と「ドラ1コンビ」が存在感を発揮した。

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