千葉ロッテ藤原、初対外試合出場へ 初戦は途中出場、2戦目スタメンと監督明言

Full-Count 佐藤直子

2019.2.8(金) 19:05

千葉ロッテ・藤原恭大※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
千葉ロッテ・藤原恭大※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

打撃の状態に自身も手応え「準備としては上出来かなと」

 千葉ロッテの藤原恭大外野手が9日に行われるLamigo(CPBL)との練習試合で、対外試合“デビュー”をすることになった。第2クールの2日目となった8日、井口資仁監督は「明日(9日)は途中から、明後日(10日)は先発させる予定です」と明かした。

 ドラフト1位ルーキーが対外試合でベールを脱ぐ。井口監督はLamigoとの練習試合2戦で藤原を起用すると明言。この日のフリー打撃では柵越えも複数見せたルーキーについて「(打撃は)どんどん良くなってきていますし、安定してきている。対外試合ですから本人も1本(ヒットを)打ちたいと思っているでしょうし、打ってほしいなと、こっちも願ってます」と期待を寄せた。

 藤原自身、待ちに待った実戦だ。「明日(9日)の試合にずっと合わせてきた。これまでヒットは打ってないですけど、明日打てればチャンスも広がると思う。何としてでも結果を残して次につなげたいと思います」と目力を強めた。初戦は慣れない途中出場となるが、「自分のやるべきことをしっかりやってプレーに集中できるようにしたい」と動じない。さらに、中学時代に代打から結果を残してレギュラーを勝ち取った経験を踏まえ、「しっかり結果を残さないとレギュラーを獲れない。結果を残して監督にアピールできるようにやっていきたいです」と力強く言い切った。

 2月1日の紅白戦では無安打に終わったが、1週間で状態が上がった実感はある。「だいぶ手応えもありますし、フリーバッティングを打っていても、これまでと全然違うという感触がある。自分の中では明日のために作ってきたので、準備としては上出来かなと思います」と準備万端だ。

 プロとして迎える初めての対外試合。甲子園や世界大会で見せた強心臓ぶりを発揮し、しっかり結果を残したい。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

記事提供:Full-Count

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