第2クールを終え「6日間の中で思った以上にいい形で来ています」
右肩違和感でリハビリ組に入って調整を続けている福岡ソフトバンクの加治屋蓮投手が7日、B組ブルペンでネットピッチングを行った。
キャンプイン前に右肩の違和感を訴え、リハビリ組でスタートした加治屋。7日の第2クール最終日に、誰もいないB組ブルペンに入り、ネットに向かって黙々と50球を投げた。
「次のクールには立ち投げができると思います。今日は立ち投げ前の傾斜を使った準備のようなもので、6割、7割ぐらいの力(で投げた)」と加治屋。第3クール以降もリハビリ組での調整が続きそうだが、「キャンプに入ってから順調ですし、ここまでの6日間の中で思った以上にいい形できています。ここからはブルペンでの強度を上げていきたいです」と復活への手応えはつかんでいる。
「A組の投手がいいと聞いているので、最終的にはそこに勝っていかないといけない。1球1球に意図を持って、より実戦に近づけていきます。ここからが大事」と、自分に言い聞かせるように汗をぬぐった。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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