「練習では連発が大事」と続けてアーチを放つことの重要性を説く
埼玉西武・山川穂高内野手が2日、フリー打撃で18本の柵越えを見せつけ全試合4番死守を誓った。
この日午後から行われたフリーバッティングでは43スイング中18発と圧巻のパワーを見せつけた山川。ロングティーでも快音を連発し、状態の良さをうかがわせた。
常に「全打席でホームランを狙う」を信条に掲げる山川にとっては柵越えの本数など、どこ吹く風だ。それよりもむしろ“柵越えできない状態を続けないこと”を意識している。「練習では連発が大事」と続けてアーチを放つことの重要性を説き、「それができれば50本達成できる」と胸を張った。
菊池、浅村、炭谷と主力選手の移籍についても触れ「抜けたところは大きい。もっと進化しないと連覇見えてこないとみんな思っている。僕もその一人。頑張っていきたい」と気合を入れ直した。
「目標(50本塁打)を公言しているし、去年の成績を上回る気しかしない。自分に期待している」と今年も4番の姿は頼もしい。今年も全試合4番を打ちたいかと報道陣から質問が飛ぶと「当然です。絶対、譲れないっす」と自信たっぷりに宣言した。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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