新人合同自主トレとは違う雰囲気に「緊張しました」
埼玉西武・ドラフト1位ルーキー・松本航投手がキャンプ初日となった1日、緊張の初ブルペン入りを果たした。
「予定通り」という20球を、捕手を立たせたまま投げ込んだ。先日まで埼玉西武第二球場で行われていた新人合同自主トレとはまるで違う雰囲気に圧倒され、「緊張しました」と苦笑い。それでも、投手コーチから「気合が入りすぎて焦る気持ちをコントロールしよう」と声をかけられ、冷静さを取り戻した。
練習終了後のブルペン周りの清掃は若手投手陣がローテーションで行うことになっており、先輩投手からやり方を教わりながらドラ1右腕も初日からしっかり役目を全う。「慣れないことばかりで、気を使ってしまうのが大変でした。でもチームの雰囲気がよくて練習をしっかりできた」と話す松本航の表情には充実感がみなぎる。
シート打撃への登板などの日程はすでに決まっているといい「スケジュールに合わせて調整したい」と開幕1軍に向けて好発進だ。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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