26歳の新人は「年齢は離れていますが、みんな仲良くしてもらっています」
福岡ソフトバンクの新人合同自主トレを終えたドラフト7位ルーキー、奥村政稔が9日、報道陣の取材に応じた。26歳のオールドルーキー・奥村は、練習を終えて「清々しい気持ちです。年齢は離れていますが、みんな仲良くしてもらっています」と明るい表情。
「ランニング(メニュー)は大丈夫かなと思っていましたが、意外に走れました。横が野村(大樹)だったので、『野村、頑張れ~』という声がかかっているのを聞きながら『奥村も頑張るぞ』と思いながら走っていました」と笑わせた。
社会人時代は「1月はキャッチボールもしていなかった」というが「2月のキャンプでしっかりと投げられるように、丸1か月くらい前倒しないといけないと思って動いています」と、調整は例年より早くなっていることを明かした。
筑後の2軍施設については「今までこんなすごいところでやってたことがないです。しっかり使いこなしたいですね」と改めて感心。さらに「寮も部屋がきれいだし、エアコンの効きがいいです」と大満足。ただ、寮生活をしている選手について「まだ誰が年下で誰が年上なのかわからない」と、オールドルーキーらしい悩みも抱えているようだ。
8日に引退会見をした攝津正も26歳で社会人チームからプロ入りした。ここまで同じルートを辿った奥村の今後に注目したい。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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