鷹の守護神・森、1.5億増の2.8億円+出来高 来季はサファテと「切磋琢磨で」

Full-Count 藤浦一都

2018.12.22(土) 15:35

契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・森唯斗※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・森唯斗※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

大幅アップに「最高の評価」、チーム日本人投手最高額「恥じないようにやりたい」

 22日、福岡ソフトバンクの森唯斗投手が契約を更改した。ルーキーイヤーから5年連続で50試合以上登板を果たすとともに、今年は守護神としてセーブ王のタイトルも獲得。1億5000万円増の推定年俸2億8000万円+出来高でサインした。

 今季の森は、股関節手術のサファテに代わって守護神の座を任された。シーズン前半は慣れないポジションに苦戦することもあったが、オールスター明けから安定した投球を続け、37セーブで最多セーブ投手賞のタイトルを獲得。さらに66試合に登板して5年連続50試合以上登板も達成した。長年の貢献度の高さも加味したうえで、球団は最大級の評価で応えた形だ。

 森は「最高の評価をしていただきました。想像以上です」と最高の笑顔を見せながら「ブルペン陣のリーダーくらいの気持ちでやってほしいと言われたので、自分でもしっかりやってやろうという気持ちです」と森。和田毅の減俸や摂津正、五十嵐亮太の退団もあり、現時点ではチームの日本人投手最高額。「自覚をしっかり持たないといけないですね。(金額に)恥じないようにやりたいです」と気合いを入れ直した。

「この1年9回を任されて楽しかったですし、またやりたいという気持ちはあります。自分がやるべきことをしっかりやってアピールしていくだけです。(サファテが戻っても)切磋琢磨してやっていければいいですね」

 来季に向けて「まだ若いし、もっともっとやれる。リーグ優勝できるようにやっていきたいです。信頼されれば50試合、60試合、70試合と投げることができると思うので、まずは信頼されるようにしっかり準備していきます」と語った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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