
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 西武5×―4広島(10日・ベルーナドーム)
西武は交流戦5カード連続勝ち越しをサヨナラで決めた。西口文也監督は就任2年目で通算100勝に到達した。
打線が初回から快音を響かせた。2死から長谷川、ネビンが連打で一、三塁のチャンスをつくると、古賀悠が三塁線を破る2点二塁打で先制に成功。さらに渡部にも適時打が生まれて4連打で3点を奪った。
先発の渡辺は3回に名原に2ランを被弾し、連続無失点が23イニングで止まったが、その後は粘った。7回には1死一、二塁のピンチを招いたが、一発を浴びていた名原を遊ゴロ併殺に仕留めて雄たけびを上げた。7回6安打2失点。母校・浦和学院の吹奏楽部をはじめとする応援団が左翼席から見守るなかで、先輩の意地を見せた108球だった。
さらに打線は7回2死一、二塁から古賀悠が右前適時打を放ち、リードを広げて終盤に入った。
しかし、9回に登板した守護神・岩城が誤算だった。2死から佐々木に四球を出すと、続くモンテロに左越えの同点2ランを被弾した。
それでも延長10回に1死から桑原が遊撃内野安打で出塁。滝沢が犠打を決めて、最後は長谷川が左前に劇打を放った。2戦連続のサヨナラ打は球団では2002年の松井稼頭央以来、3人目の快挙となった。
指揮官は節目の白星について「全然意識していなくて、亀田さん(広報)に言われて、あっ、そうだったんだと(気づいた)」と、笑みを浮かべた。
連夜のヒーローは「メモリアルな試合でサヨナラっていう形で飾れたのはほんとに僕としてもうれしいですし。監督にとっても節目となる試合になったんじゃないかなと思います」と胸を張った。