
オリックスは、阪神・淡路大震災から31年を迎えた17日、正午から大阪・舞洲の杉本商事BSで1分間の黙とうをささげた。馬殿球団社長、福良GM、岸田監督や選手ら約30人が、神戸の方向に向かって静かに目を閉じた。
震災後、神戸を本拠地としていたオリックス・ブルーウェーブは「がんばろうKOBE」を合言葉に1995、96年とリーグ連覇を達成。当時、中学1年生だった岸田監督は大阪・吹田市の自宅で激しい揺れを経験した。
「朝早くに大きな揺れで目を覚ました。テレビで見る、高速道路が倒れていたり、火災の映像とかは今でも忘れていない。亡くなった方たちへのご冥福(めいふく)をお祈りしたとともに、今年は『がんばろうKOBE』の時を思い出して、もっと頑張ろうという思いを込めて黙とうさせてもらった」と神妙な表情。「何年たってもやっぱり、つらい思いをされている方はたくさんおられると思う。その人達がつらい気持ちを忘れられる時間、そして野球で僕たちが熱いプレーを見せて熱中できる時間を、より多くつくっていきたい」と決意を新たにした。
当時、中心選手として戦った福良GMは「もう忘れることはできない一日ですね…、1月17日っていうのは。そこは絶対に忘れたらダメだし、忘れることはできない。本当に開幕できるのか、野球をやっていいのかってところですね、あの町の状態を見た時に…」と回顧。それでも、神戸の本拠地には連日、多くのファンが足を運んだ。「あれを見た時にやっぱり、本当にうれしかった。みんな自分なんかより大変なのに、あそこまで応援してくれた。選手だけの力じゃなかった。そういう(見えない)力が働いたと思います」と応援の力を再確認したという。
2026年は6月27、28日の楽天戦、7月3、4日、9月9、10日の西武戦の6試合がほっと神戸で開催予定だ。5試合で2勝3敗に終わった25年を踏まえ、指揮官は「全部勝つつもりで戦っていかないと」と宣言。そのうえで「応援してくれる方たちに喜んでもらえるように、勝たなければいけない」と、23年以来となる神戸での優勝パレードを見据えた。
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