
ソフトバンク・杉山一樹投手が19日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉を行い、4000万円増の年俸8000万円でサインした(金額は推定)。今季は65試合に登板し、3勝4敗、10ホールド、防御率1・82。シーズン途中からクローザーを任されて、セーブ王となり5年ぶりの日本一に貢献した。席上、訴えたのは近い将来のメジャー挑戦だった。「自分のパフォーマンスがいい限り、チャンスがあれば海外に挑戦したい」と夢を語った。
ただ、ソフトバンクは球団方針としてポスティングを認めておらず、杉山が海外FAを取得するのは順調なら2031年のシーズン中となる。杉山自身も「前例がないので。僕がいきなり破るというのも難しい」と壁が立ちはだかることを理解。「今シーズンずっと(球団側と)話していたので、僕の意志と球団の考えと、なるべく穏やかに話していきたい」と話した。
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