
ソフトバンク・今宮健太内野手が6日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1億円ダウンの年俸2億円でサインした(金額は推定)。プロ16年目の今季は度重なる故障に泣かされ、46試合の出場で打率2割5分5厘、2本塁打、12打点に終わった。シーズン終了後に小久保監督と面談し、今季ブレイクした野村勇内野手と遊撃の定位置を争った上で、内野の全ポジションを守る準備をするよう通達された。
「(オープン戦から)相当な成績を残さないといけない」と、34歳のベテランはプロ野球記録となる遊撃での14年連続開幕スタメンに向けて悲壮な覚悟。ライバルの野村について「パンチがあって、足も速くて、肩も強くてというところは本当に魅力のある選手。ショートで本塁打20本って、パ・リーグにいない。(元西武)中島(宏之)さんとか、(元西武・松井)稼頭央さん。彼はそれぐらいのポテンシャルを持っている。簡単に勝てるわけがないと思っています。勝ったら(選手)寿命が延びる」と話した。今季は史上初の「100本塁打&400犠打」を達成。長年、常勝チームを支えてきた名ショートが、来季は正念場のシーズンを迎える。
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