
西武・古賀輝希内野手が19日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季は育成契約を結ぶことになった。年俸は50万円減の650万円(金額は推定)。背番号は119に決まった。
1年目の今季は1軍出場がなく、イースタン・リーグでは16試合出場で打率1割5分9厘、1本塁打、3打点にとどまった。「自分の実力を出せなかった。なかなか結果が出なくて苦しいシーズンでした」と苦渋の表情で振り返った。
秋季練習では田辺3軍野手コーチにタイミングの取り方、体重移動などについて指導を受け、来季へ向けて手応えをつかみつつある。広池球団本部長も「期待しているのはバッティング。(育成契約は)地に足をつけてやっていこうというメッセージでもありますので、悲観するものではない。時間を使ってしっかり成長してほしい」と奮起をうながした。
「一日でも早く支配下で登録され、1軍で活躍したい」と古賀輝。視線は来季へ向けられていた。
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